映画とインテリアブログ 「第11作目」
先日、「セレステ&ジェシー」という素敵な映画を観ました。
掻い摘んで言うと「男と女の友情は成立するのか?」
「結婚とは?」というややこしい(笑)テーマの映画です。
「セレステ&ジェシー」
個人的には男女間の友情は成立すると思う派ですが、
しかし、離婚という過程を経た後もそのような関係が成立するかどうかは
かなりレベルの高いハードルになると思います。
そもそもからして女性は過去に対しての執着が薄い、男性は未練がましいという
過ぎた時間への距離感が異なるので、このようなボタンの掛け違いは国や
時代を超えて広く我々を惹きつけるテーマですね。
かく言う私も、思い当たる節が結構あり、ズキズキと心の柔らかいところを
刺激されて涙目になって観ていました(泣笑)
ともするとヘビーになってしまうテーマですが、LAの
イマドキ西海岸的ライフスタイルやら劇中で掛かる曲のセンスが抜群にイイので
明るい気分で観れて、激オススメです!!
主人公の女性がメディアコンサルティング会社を経営している設定なのもあり、
トレンドセッター的生活感が服やインテリアにも表れていて面白かったです。
その劇中で離婚予定の旦那を呼び出してIK○Aの家具の組立をさせるという(!!)
シュチュエーションがあり、家具屋として思わずニヤリとしてしまいました。
組立が難しい事にキレてオブジェにされてしまったIK○A家具。。。
そして、この映画を観た時に思い出した映画が
「(500)日のサマー」
前述の映画が女性目線での映画でありましたが、
この作品は男性目線から見た、男女のボタンの掛け違いを描いた映画です。
しかし、服やインテリア、音楽のセンスの良さ、軽いテンポでありながらも
絶妙にシンミリさせるところが非常に似通っていました。
インテリア的にも面白く
定番のバリバリにヘタった雰囲気満点ソファー。
壁を黒板にするというユニークなアイデア!おしゃれです。
その前に置いているベッドのヘッドボードをチョークで描いているのが斬新!
そしてこの映画でもIK○Aが!!
デートコースでIK○Aの中でイチャつく二人。
ええ、ええ、分かりますよ。「もし、結婚したら」的な甘い幻想を家具屋さんで
弄んだ経験は私自身にも身に覚えがありますから。。。(恥)
このように若い監督さんの映画は低い予算内でも
憧れを刺激するような、ライフスタイルを演出するのが上手ですね。
若い=お金無しという環境の中で工夫しながら、自分らしくクールな
ライフスタイルを日頃から実践しているんだろうなぁと思わせます。
豪華なセットやタイアップの恩恵を受けた
「華やかな映画」も勿論、素敵で愉しいものですが、この2作のように粗さはあっても、
若気のイタリ、センス至上主義の映画もまた一興。
そしてその元祖にして、おそらくこの2作の監督も少なからず、影響を受けたであろう
作品が大御所、ウディ・アレン監督の
「アニーホール」
この映画、監督について語れば長くなりますので、
また時間があれば別に機会に!!
(「インテリア」なんていう題名の映画も撮っていますしね!!)
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