映画とインテリアブログ 「第10作目」
冬の終わりが見えてきました。
今年の冬は各地で記録的な降雪があったりと
例年以上に「冬」を痛感した季節だったように思います。
暖かくなると気温と共に気分もアガってきますね!
しかし、気温も気分も上昇しても
自宅で小春日和の中、昼からビールでグダグダ映画鑑賞する時間が
待ち遠しくなる私は相変わらずのインドア万歳です(笑)
そんな私でも唯一、暖かくなってアクティブになる趣味が「バイク」です。
夏の酷暑の中、都市の慢性的な渋滞に巻き込まれた時も
堪らんものがありますが、冬の徐々に自分の体温が奪われて、
冷凍保存されていく麻痺感も堪らんものです。。。
近年の春は「花粉」「PM2.5」と中々、粘膜には厳しい季節になっていますが、
やはり気温の影響を考えずに走れるこれからはバイク乗りにとっては格別の季節です!
そんな個人的な気分の盛り上がりをゴリ押しで今回は
「映画の中のガレージ特集」でいきます!!
(ギリ、インテリアですよね?え、違う?)
1本目は・・
「世界最速のインディアン」
67歳のおじいさんが1920年代のインディアン(バイクのメーカー名です)で
世界最速を記録したバート マンローの実話を基にした映画です。
アンソニー・ホプキンスが嬉々として演じている感じが伝わってくる大好きな映画です。
まぁ、一種の変人の物語なので主人公の部屋の中にガレージがあるのか、
ガレージの中に部屋があるのか分からなくなるような特異なインテリアですが、
その情熱と無骨な感じが、今で言う「ラギッド感」的でカッコいいです。
幾度もの試行錯誤で壊れてしまった部品を
「スピードの神への捧げ物」なんて書いてディスプレイしている所にシビレます。
2本目はこれまた渋い所で
クリント・イーストウッド監督主演の
「グラントリノ」
題名自体が往年のフォードの名車「グラントリノ」ですから!!
まぁこの題名は一種の「ノスタルジー」と「ダンディズム」の象徴としてなので
内容は「ワイルドスピード」のような車がド派手に走り回る映画ではありません。
主演のクリント・イーストウッドも少し偏屈な老人を演じており、
その強い信念とコダワリを持つ性格がガレージにも現れています。
どうですか、この整然と並べられた工具と作業環境!!
自分自身に譲れない掟を持った漢(男)のオアシスですよ!
このようなセット、小道具までに手を抜かず人物描写に心配るところが
イーストウッドの監督としての誠実さと奥深さですね!
決して華やかでは無い映画ですが、ラストを思い返すと何度も心を掴まれてしまう名作です。
最後はアメコミ映画を2作
「ダークナイト」(バットマン)
ガレージというより広場。。。
「アイアンマン」
ことトニースターク社長の俺ガレージ。
アメコミとなると予算もスケールを大きくなるので、
ガレージというより「秘密基地」ですね。
以前、この場で「暖炉」を取り上げた時にも同じような事を書きましたが、
>> 映画とインテリアブログ 「第6作目」
やはりモーターカルチャーが生活にガッツリ根付いている欧米において
映画に出てくる「ガレージ」は住環境に無くてはならないものとして
ごくごく自然に「Scene(シーン)」に溶け込んでいますね。
そこに私は「生活美」を感じてしまいます。
日々の生活に必要なモノが在るべき場所に在るとき、
日常の輝きが最大になる。
これは「家具」が生活必需品として機能的且つ美しいデザインである事と同意です。
やはり自分の身の回りに気を配ることが幸せへの一番の近道なのかも知れませんね。
って最後、強引に「インテリア」と「ガレージ」の紐付けをして
今回のコラムの正当性を主張しておきます(笑)
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