映画とインテリアブログ 「第4作目」
猛暑の夏がやっと終焉を迎えようとしています。
今年は暑かったですねぇー(汗)
暑さと云うものがここまで生きる気力を削ぐものかと
何度、身に沁みて実感したことでしょうか(涙)
そんなただ生き抜くだけの夏が終われば、季節は人類の創造力の結晶である
「芸術」を謳歌する秋です!!
そんなしっとりとした季節にインテリアと映画の奇跡的な調和を今月もお届けしたいと思います(笑)
今回、語るアイテムは「映画との蜜月」という
言葉がぴったりの「ベッド」です。
先日、引退を発表した宮崎駿監督の最新であり
最終(?)作の「風立ちぬ」では床敷きの布団での名場面もあり、
日本的敷き布団の良さを改めて感じ入りましたが、
今では日本人にとって、「ベッド」は身近な家具となっています。
しかし、映画の中での「ベッド」というアイテムの位置づけは
「ベッドシーン」と言われるように、濡れ場、いわゆる官能的な場面を演出する
小道具として機能することが多いです。
思い出すだけでも・・・
ジャンジャック=ベネックス監督の「ベティブルー」の冒頭シーン。
アン リー監督、「ラスト コーション」の濃厚さ。
マイケル ファスベンダー主演の
「シェイム」の映画史上最も痛々しいベッドシーン。
何故あんなに騒がれたのか今になっては不可解な
「氷の微笑」 「失楽園」。。。
と枚挙にいとまがないくらい(時に思春期の疼きと共にw)
蘇ってくるシーンにはベッドがありました。
80年代はゴールデンタイムにガンガン、しっとりベッドシーンが
放送されていました。家族で観ていて気まずい空気になった記憶のある方も多いかとw
しかし、そのような濡れ場的要素を抜きにしても
一日のおおよそ1/4もしくは1/3を睡眠時間に割いているという事は
人生の大部分をベッドで過ごしているということです。
よってそれだけの時間を過ごすベッドという空間は
極めてプライベート的であり、睡眠という無防備な状態の象徴でもある一種の聖域なのです。
そんな聖域にまさか知らない人が・・・
という人の生理的嫌悪感をクリティカルに刺激する映画が
「スリーピングタイト」
詳しい内容はここではあえて割愛させて頂きますが、
少しセクシャルな要素のあるスペインのサスペンス映画です。
何故、ベッドがテーマでこの映画を紹介したのかは
あらすじやYoutubeの予告を観て頂ければお分かり頂けると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=fguUHYxXbiU
人によってはトラウマムービーになる恐れもある映画なので
鑑賞には十分、ご注意を!!
※特に一人暮らしの女性は要注意!!
人の温もりが恋しくなる季節です。
悲しい映画
楽しい映画
怖い映画
を観て思う存分、キュンキュンしてくださいっ!!
Contact
各種お問い合わせ
Company
会社概要