リビングハウス、包括連携協定を結んだ徳島市の伝統文化・藍染の取り扱いをスタート
―地場産品の魅力を発信し地域経済の活性化、SDGsの推進を図る―
株式会社リビングハウス(本社:大阪府大阪市、代表取締役:北村甲介、以下「リビングハウス」)は、2023年7月20日より徳島市の伝統文化・藍染製品の展示・販売を本格的にスタートいたします。この取り組みは2022年12月に徳島市(市長・内藤佐和子)と締結した包括連携協定に基づく取り組みの一つとなります。「日本を空間時間価値先進国に」していくためにさらに世に広く伝わるべき伝統技術「藍染」を、当社のアセットを活用することで産業振興や価値の再発見、ブランドイメージの向上などを促進し、サステナビリティの構築に貢献してまいります。
藍染の魅力
日本の文化遺産保護制度の一つである「日本遺産」や、徳島県の無形文化財にも指定されている「藍染」は、古くより続く伝統染色です。徳島では平安時代の終わりに栽培が始まり、室町から江戸時代にかけて徳島の特産として広く伝わったと言われています。
徳島は藍染の染料となる蒅“すくも”(収穫・乾燥した葉藍を発酵させたもの)の生産地です。蒅“すくも”にアルカリやぶどう糖などの栄養源を入れ、約1週間じっとねかせて作った天然染液に幾度も浸すことにより「ジャパン・ブルー」とも称される深く鮮やかな濃い色に染め上がります。
現在、藍師による蒅“すくも”づくりや染師の職人の技に加え、様々な素材に染める技術の確立が進み、藍製品は更なる広がりをみせています。この伝統と革新が織りなす「至高の青」の魅力は徳島市のPR動画でも紹介されています。
『藍 ~至高の青 JAPAN BLUE~』 徳島市 公式YouTubeチャンネルより
伝統文化・藍染の展示について
今回の展示は風呂敷や扇子、インテリア小物などを藍染加工した製品の製造を手がける徳島県徳島市の「長尾織布合名会社」さまの作品を展示しています。また同展示スペースには徳島現代クラフト協会から徳島市に寄贈された藍染のタペストリーも特別展示。こちらは高校の教科書「現代の国語」の表紙デザインも飾っている徳島市在住の染色家・山本和子氏により制作されました。夏にもぴったりの爽やかな素材「藍染」の魅力をぜひご体感下さい。
●展示詳細
展示場所 リビングハウス横浜ベイクォーター店
所在地 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10横浜ベイクォーター店4F
営業時間 11:00~20:00
展示期間 2023年8月31日(木)まで
会場の様子
徳島市との包括連携協定について
●協定の目的
- SDGsの推進に関すること
- にぎわいや交流の創出に関すること
- 地域経済の活性化に関すること
- その他、地域の活性化及び市民サービスの向上に関すること
●背景
リビングハウスはこれまで従来の小売店の常識にとらわれない顧客体験の創出にチャレンジしてまいりました。その中で培った店舗運営ノウハウや商品開発に関する知見を活かして、地方の家具小売店や百貨店の再生に取り組んでおります。積極的に民間企業と提携を行い、住み良い街づくりを推進されている内藤市長とお話しさせていただき、徳島市の地域活性化、SDGsの推進をすべく包括連携協定を締結するに至りました。
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