南村弾さんをお迎えしたトークセッションを開催しました

2014年9月27日

南村弾さんのあたまの中を覗いた夜

今回のトークセッションもとても興味深い内容が盛りだくさん、世界で活躍されている南村弾さんならではのあたまの中をたっぷりとのぞき見させて頂きました！

モノを生み出し続けるクリエーターだからこその、生み出すことへの責任から近年はアップサイクル商品の製作にも
意欲的に取り組まれています。
「新品⇒熟成（使用中）⇒完熟（ゴミ）⇒完熟したものを新品へ」というサイクルを自らサイクルとして回すことをデザインと
捉える「あたまの中」は、とても人間味に溢れながらも、第一線で活躍されるスパイスが散りばめられた刺激的なトークセッションでした。

参加者のみなさんから「面白い！」とたくさんのお声をいただいた「毒」のおはなし。
「すべてのものは、毒である。毒が薬になるかどうかは、容量次第。僕が今作っているものは、毒なんです。
それがいいバランスのひとつ（のアイテム）になるかどうかは、（選ぶ方の）セレクトの仕方次第。」と仰る南村さん。
この言葉にインスピレーションを受けた方が多かったようです。

南村弾さんプロフィール

DAN PROJECT
南村弾|DAN NAMURA

質感の豊かなテキスタイルデザインや色合いとグラフィックの美しいプリントデザイン、ソファ・バッグにいたる幅広いファブリケーションデザインなど布に関わるものをクリエイティブに創るデザイナー。日本の伝統技術、京都の友禅染め作家の家系出身でもありデザイナーや染色家ファミリーの一員として活動している。

現在は、日本のデザイナーズブランド「NEED’K」や自身のフリークリエーションブランド「DAN」のアイテムを展開。一際個性を放っている。TENDENCE2008のNEXTは世界20社に選定されての出品となった。世界最先端のホームテキスタイルトレンドを発信する展示会「ハイムテキスタイル」のトレンドセッターにヨーロッパ外から初めて選出されワールドワイドに活躍。東京、パリ、インドにワークスペースをかまえ世界の文化や自然から刺激を受けてクリエイティブワークを展開中。

1979-東京生まれ
2001-株式会社ニーディック入社
2002-愛知県産地活性化事業デザインプロデュース
2006-インテリアライフスタイル特別エリアＮＥＯＮ選出
2008-テンデンス特別エリアＮＥＸＴ選出
2009-メゾン・エ・オブジェ選出
2009-パリＨＯＭＥヨーロッパ販売権締結
2010-エル・デコデザインアワード
テキスタイル部門受賞
2009-2014ハイムテキスタイルトレンドセッター選出
2014-「ieno textile」を代官山にオープン