世界からみる日本のデザイン①

こんにちは。

昨夜Dezeenマガジンをざく読みしていて、なんとも美しい家具達を見つけてため息が出たので、ここで共有します。
マイアミのDesign-Japan展について。
Dezeenは元々英語のデザイン・建築情報サイトですが、こちらから日本語訳バージョンも読めます。

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<Dezeen: Luminaire curates DesignJapan exhibition during Design Miami>

合衆国マイアミで開催中のマイアミデザインウィークにて、アメリカのインテリアブランド「ルミネア」が日本人デザイナーの家具を展示しているそう。

デザインを手がけるのは、
Nendoデザインオフィスの創立者佐藤オオキ、
吉岡 徳仁深澤直人とかなりの有名どころが三人。

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写真はその一例、NendoによるSofter than steel collectionから。
イタリアのブランドデサルトとのコラボ家具らしい。
ホワイトメタルをカーブを聞かせて折り曲げるデザインで、メタルではなく布か紙みたいな軽い印象を持ちます。
うーん、アート!

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吉岡徳人は三宅一生の元でも学んだことのあるベテラン。
今回のマイアミの展示会ではプリズムミラーのテーブルコレクションと、イッセイミヤケロンドン店のためにデザインされた六角形のスチール(と呼んでいいのかはわからないけれど)が発表されている模様です。
このプリズムチェアも、Nendoのコレクションと同じく余計な装飾を一切取り払った堂々裸のデザイン。
Dezeenの記事では2000年にオープンした吉岡のスタジオについても詳しく紹介がありました。

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上記はイッセイミヤケロンドン店においてある吉岡による六角形スツール。
うーん、アート!

深澤直人からはイタリアブランドのVICCARBEのためにデザインされたベンチソファ
ナチュラルオークの足と高密度クッションが特徴的。
SUGGYのお気に入りはネイビーです。奇しくも吉岡の六角形スツールと色が被りました。笑

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深澤もシンプルで、「身体に近い」家具作りを意識しているそうです。
B&B ITALIA等ともコラボしている彼の作品は私も大好きです。

さてさてこのマイアミの展覧会では、
この三人のデザインナーが、いかに家具から余計なものをそぎ落として本来の要素のみを取り出しているかを比較することが出来る、とのこと。
シンプルだからこそ、ピュアなフォームだからこそ、使われている素材が豊かさを与えているのがよく分かるんですね!
Nendoのホワイトメタルなんか、特にそうですよね。

素材そのものに着目しつつ、伝統への敬意と新しいものへの意識を融合させているところが、
日本のデザインの特徴なんだそうです。

 

世界で活躍する日本人デザイナー、知れば知るほど沢山います!

これからもちょこちょここのトピックで投稿していくつもりなので、お楽しみに!