パリとヴィンテージチェアへの憧れ。

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<出典:http://dreambookdesign.com/

こんにちは。11月も半月が過ぎ、そろそろブリュッセルの町はクリスマスの準備をしだしました。
時が経つのは本当に早いものです。

丁度一ヶ月ほど前にちょっとした用事でパリに行ってきました。
今日は忘れてしまう前にパリでのインスピレーションについて少し書きたいと思います。
パリに行くのは3回目ですが、今回は思いがけなくチェアのことをとつとつと考えさせられた旅でした。

というのも、
週末に街のあちこちで開かれるフリーマーケットのひとつで、イームズのファブリックパッチワーク柄のチェア一式を発見したのです!

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元々イームズデザインの大ファンなので、よくチェアはチェックしていたのですが(一番最初の写真もイームズチェア)、
このファブリック柄を見るのは初めてでした。
アームなし、アーム付き、ロッキングヴァージョン、の三種類、計6脚ほどがかなりリーズナブルに売りにだされていました。

イームズデザインのファンになったきっかけは、ミッドセンチュリーのデザイン・建築の巨匠の自宅を収めた写真集で衝撃をうけたこと。
チャールズ&レイ・イームズ、グロピウス、ジョージ・ナカシマなど超豪華な面々で、写真のクオリティの高さはいままで見たデザイン本の中でトップクラスだと思います。
この表紙とか、写真じゃなくてよくできた絵画みたい。

Handcraft modern

昔からの憧れに、パリの街角の小規模なフリーマーケットで出会えた素敵な週末でした。
天気も嘘みたいな秋晴れで、思わず一脚衝動買いしそうになったくらい笑

憧れのチェア、思い出のチェアは誰にでもあるものですよね。
イームズチェアとの出会いでふと思い出したのですが、数年前にデンマークに住んでいた時、
家具備え付けの寮にアルネ・ヤコブセンのスワンチェアのレプリカが置いてありました(もちろん本物なんて高価すぎて寮なんかに備え付けで置けるわけがない笑)

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今の部屋の壁と家具が赤いことを考えると、あの頃から赤い家具に縁があったみたいです笑
一部屋のシンプルな普通の部屋でしたが、このチェアが(例えレプリカでも笑)ぽんとひとつあっただけで、ぐんとレベルがあがったような気がしたのを覚えています。
お気に入りのクッションをおいて、夜はキャンドルをともして窓際にチェアを動かして読書・・・なんてつっこみが入りそうな日々をこのチェアとすごしました。笑

いつか本物を買うことを夢見つつ、帰国後はヤコブセンと北欧チェアについて調べ漁ったり。
テーブルやシェルフはスペース的に置けなくても、チェアは自分の大のお気に入りがひとつあればなにかと様になるなーと気づいて、
それから自分の「憧れのチェア」が常に頭の中にあります。

今現在私のなかでホットなのはKartellのマドモアゼルチェア

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これもまだまだ手が出ないけど、密かにずっと狙っています!

ただ問題はこのチェアが引き立つ使い方がまだ頭に描けていないこと。
Pinterestでこのマドモアゼルチェアの画像を色々漁っていますが、なかなかぴんとくる他の家具とのあわせ方がないんですよね・・・。
置くのなら、窓際にテーブルなしか、ホワイト天板の華奢なラウンドテーブルに合わせたいな、とか、
一人で勝手にとつとつと考える日々です。
因みにBoconceptのダイニングチェアも将来の夢。

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さてさて、
ちょっとインテリアおたくっぽくなってきたので笑、そろそろ明日に備えて寝ようと思います。
読んでくださってありがとうございました!

最後のおまけに、イームズに関するTED talkをば・・・(日本語字幕あり!)
http://www.ted.com/talks/the_design_genius_of_charles_and_ray_eames