映画とインテリアブログ 「第33作目」

三寒四温の日々を過ぎ、これから春本番というタイミングでそれは起こりました。
熊本地震です。

4月14日 21時26分頃にマグニチュード 6.5の地震が発生、
その28時間後 4月16日 1時25分頃にマグニチュード 7.3の地震が発生しました。

その地震発生時、私は福岡におりましたので、その地震のただならぬ雰囲気と
これから予想される被害を思い、暗澹たる気持ちになった事を鮮明に覚えています。

今回の地震の最大の特徴とされる「異常な余震の多さ」は
阪神淡路大震災を経験した身としても未経験のストレスでした(これを書いている今も
1日一回は余震があるので過去形でなく現在進行形ですが)

鳴り止まない携帯の警報音、余震の度に緊張する身体・・
福岡でさえこのような状態なのですから、熊本で被災された方々、
特に避難生活を余儀なくされている方々の心労を思うと本当に心が痛みます。

住む場所が天災によって奪われるという事態は
住まいを少しでも快適な空間にするお手伝いを生業としている
我々に悔しさ、悲しみが綯い交ぜになった無力感を突き付けます。
しかし、現地の方々は理不尽な余震、不自由な生活の中でも気丈に振る舞い、
辛い状況にいながらも他人を思いやり助けあって耐えています。

そのような姿を見て、我々が悲観に暮れている場合ではないですね。
これからまた少しずつ、少しずつでも元の生活が戻ってくる時に
直接、または間接的にでもそのお手伝いが出来る瞬間の為に
今の自分の仕事をそして自分の心を強くしていかなければと思いました。

地震活動が未だ活発であり、予断を許さない状況ではありますが、
一刻も早い地震活動の収束と
被災された方々に気苦労のない生活が戻ることを切に願います。

今回は映画の紹介が出来ず、申し訳ございません。
現地から数十キロ離れただけの場所で平穏な日常を過ごせている事の感謝と
犠牲者の方々への哀悼の意を込めて今回は映画抜きの内容にさせて頂きました。

くまモン頑張れ絵
ちばてつや先生がブログで公開した「#くまモン頑張れ絵」