映画とインテリアブログ 「第24作目」

自然の事なので避けられないと分かっていても梅雨のこの時期ほど、
天候に気分が左右される時期はないのではないでしょうか?
今年の梅雨は中々、メリハリのある降り方ですねw
晴れ渡った空が恋しくなりますが、梅雨明け後に本格的な暑さがやってくると思うと複雑な心境です。

そんな憂鬱な季節のある日、一片の雲も無い青空のような映画を観ました!
年初にこの場でも大いなる期待を込めて紹介させてもらったこの映画・・・

「マッド マックス 怒りのデスロード」

MADMAX

相当の期待をしていたので自身の中のハードルを上げ過ぎているかなと
一抹の不安がありましたが、そんな不安は杞憂に終わりました。。。

最高の映画体験でした!!

現時点ではほとんど、上映が終わっているとは思いますが
(関東では一部、特別上映されているようです)
映画館で観なかった皆さん、激しく後悔して下さい(笑)
私は事情があり、2Dでの視聴でしたが、この映画は3D、アイマックスシアターなど
映画館でしか体験出来ない環境で観るべき映画です。

この映画が完成されるまでのエピソードや内容を語りだすと全く、
インテリアに関係のない自己満足の語り且つ長文になってしまうので
この辺で自重致します(笑)

そんなマッドマックスショックを折角のこのインテリアブログで
反映させようと思いましたが、舞台がほとんどアウトドア(且つ砂漠w)、
出てくるのは車やバイク、北斗の拳状態のアウトローばかり。。。

マッドマックス

そんな映画とインテリアを紐付けて書けるほどの筆力は残念ながら
持ちあわせておりませんので、泣く泣く断念した次第です(苦笑)

しかし折角のスペシャルなこの体験をどうにか(アクロバティックにw)
結びつけたテーマが「映画の中のアウトドアインテリア」

梅雨時期を過ぎれば、キャンプやバーベキューシーズンの到来です。
日本の住宅事情ではそれ用の施設や場所を利用する事も多いですが、
欧米にはバルコニー、テラス、庭といった住居内に潤沢なスペースがあるため、
半屋外で食事をするシーンが非常に多く見ることが出来ます。
(ホームパーティー文化の影響も大きいと思います)

ちょうど、この場で何度も紹介しているSUGGYのブログでも
「アウトドア用インテリア」について触れていました!

夏は外に出よう!アウトドア用インテリアの楽しみ方♪

今回はそのようなアウトドア インテリアが印象に残る映画を紹介します。

「キッズ オールライト」

キッズ・オールライト

映画も面白く、料理もお酒もとても美味しそうに見える映画です。
等身大のカリフォルニアスタイルインテリアが観れる点でもオススメです。
実にリベラルなアメリカ的映画だと思います。

「アデル ブルーは熱い色」

アデル ブルーは熱い色

2013年のカンヌでパルムドール(最高賞)を取ったフランス映画。
女性の同性愛を描いた美しい映画です(そういえば先のキッズ オールライトのジュリアン・ムーア、アネット・ベニングもレズのカップルでした)
劇中でガーデンパーティをするシーンがあるのですが(画像がなくすみません!)
簡素なテーブルや椅子だけで、主役は会話とお酒と料理というのが逆にフランスの成熟した文化を感じさせられました。このシーンを観ると高確率でミートパスタが食べたくなります(笑)

「ビフォア・サンセット」

私の大好きな俳優、イーサン・ホークとジュリー・デルピーが主演の18年続く3部作の3作目。

ビフォア・サンセット

今作では昨今、何かと話題のギリシャが舞台になっています。
風景、インテリア等がとても美しいです。
経済はダメダメですが、やはり持ってる国ですw
冒頭、ハーフテラスのような所で食事をする空気感は「あー日本じゃ絶対ムリ!!」と参ってしまいます。

ビフォア・サンセット

まだこの連作を観ていない人には是非、オススメしたい映画です。
3部作のそれぞれが一緒に観る相手を選ばないといけない映画なのでご相談下さいw

まだまだ紹介したい映画はありますが、今回はこのくらいで。
このような場面はあまり気に留めていないと見過ごす事の多いシーンですが、
少し意識的に観るとまた違った映画を通したインテリア文化(ひいては食文化も)
の幅の広がりを感じることが出来るかと思います。

私事ですが、最近、引っ越しをしました。
イチから自分の部屋を創っていく楽しみと
インテリアからもらうインスピレーションの奥深さを再認識する日々です。
やはり、住環境の充実は日々の生活を豊かにしますね!!

これからのこのコラムでそのフィードバックを感じて貰えれば幸いです(笑)